「皆さん、ご無沙汰してしまいました。
私、丸美です。ママは、決して暑くてサボっていた訳ではありません。毎日毎日、忙しい思いをしています。」
そうなのです。
毎日、毎日、命のリサイクルに真剣に取り組んでいました。
そして、有害獣と呼ばれる野生動物達と人間達の折り合いの付け方を研究していました。
皆様、なぜ、ここに動物の遺体が並んでいるのか分かりますか?
この動物達は、害獣として駆除されました。毎日毎日至る所で計り知れない数の動物達が駆除されています。
この動物達の殆どが駆除され捨てられるのです。
どの様にか分かりますか?
穴を掘って埋めることになっています。大きな鹿や猪を埋めるのは容易なことではありません。イノシシは埋められた死体を掘り起こして共食いするそうです。
この様な不衛生な仕方では、いつエボラウィルスの様な新たな病原体が発生するか知れません。
増えすぎた野生動物は、確かに未熟ゆえの過失かも知れませんが、私達人間が生態系を崩した結果起きたものです。その人間の責任の果たし方として増えすぎた野生動物を駆除することも必要でしょう。しかし、オオカミ同様に絶滅させるほどの駆除があってはなりません。
ある。と記載されています。
罠に罹った動物達の止めの刺し方も様々です。
そして、なによりも、この世に生を受けた尊い命を駆除であったとしても殺して捨てるという行為が私には許せません。尊い命への尊厳がどこにもありません。
そこで、私は、害獣駆除された動物達を回収して我家の子達に食べさせています。
命のリサイクルです。
この駆除は、狩猟免許のある人達が行います。狩猟読本には、狩猟者は鳥獣を獲るところから食すところまで、全ての過程を体験できる特別な存在である。狩猟者は貴重な経験を味わえることに感謝し、獲物に対して最大の礼を尽くす義務がある。粗末に扱ったり、廃棄するようなことは狩猟者として恥ずべき行為で
有害獣だから殺して捨てても良いとは言えないはずです。
では、駆除せずに保護を続けたらどうなるかのかと考えれば生態系は今以上に崩れるでしょう。
駆除をするなとは言いません。
駆除された有害獣の再利用をするべきです。
本来の狩猟は食物連鎖の延長線上にあったはずです。
私は、この駆除された動物の肉をジビエとして人が食すことも良いと思います。そして、ペットフードとして活用することも良いと思います。
殺して捨てるなんてもってのほかです。
私は、身近な、ほんの数人の人が駆除された動物を回収しているだけですが、多い日には1日に12頭少ない日でも3頭毎日です。
日本全国でどれだけの数の動物が毎日害獣として殺され捨てられているのか考えただけでも恐ろしいです。
一方では、毎日食べることができなくて餓死して行く子供達が居ると言うのに。
酷い話です。
今年、生まれたチビちゃん達です。
ありがたくイノシシさんや鹿さんを頂いています。
みんな感謝しながら食べています。
昔むかし、この子達の祖先たちは
自然界で動物を捕えて食していました。
しかし、どんな肉食獣も人間の様にハンティングを楽しむために殺すことはありません。
人間は、無防備な動物達を武器を持って殺すのです。
ある人は、電気ショックで一瞬に、また、ある人は、至近距離から猟銃で一瞬に、ハンターも様々で、遠距離から箱罠に入った親子のイノシシを・・・子をかばう母親は体中に銃弾を浴び顎が吹き飛んでも子をかばい最後には絶命し子イノシシは息絶えた母親の周りを逃げ惑いながらハンターの銃弾に倒れました。 そして、話によると槍で刺し殺すと言う話も聞きました。
撲殺という話も聞きました。おそらく色々な形で殺されているのでしょう。
どうか、少しでも苦痛の無い状態で止めを刺してもらいたいと思います。
この世に生を受けた尊い命を奪うのです。せめて絶命の時くらいは少しでも苦痛の無い状態で逝かせてあげてほしいです。
毎日、毎日、どこかで動物達の苦しい絶命の時の悲鳴が聞こえているのです。
しかし、作物が荒らされることで農家を止めてしまう人達も多くなって来ています。
作物を作ることを止めた田畑は荒れ果てて害獣を呼び寄せてしまいます。
これは、農業災害です。
このままでは、国内産の作物はどんどん減って行き食料需給が出来なくなるかもしれません。
これも被害なんです。
分かりますか?墓石が倒れていますね。
これは、墓石の下にミミズが居るんです。
そのミミズを食べるためにイノシシが墓石を倒すのです。
みなさん怖くて墓参りもできないと嘆いています。
ヘリオスです。
害獣対策に貢献しています。
ニケも貢献しています。
ゼウスも貢献しています。
テミスも貢献しています。
ガイアも貢献しています。
エルザも貢献しています。
カイロスも貢献しています。
レトも貢献しています。
セレネも貢献しています。
4月24日生まれ
ガイアとゼウスの娘です。
母譲で綺麗な顔立ちの子です。
4月24日生まれ
ニケとヘリオスの娘です。
人懐こいお茶目な子です。
4月24日生まれ
ガイアとゼウスの息子です。
綺麗な顔立ちの子です。
4月24日生まれ
一番体の大きなニケとヘリオスの息子です。
性格も安定していて将来が楽しみです。
4月24日生まれ
ニケとヘリオスの娘です。
生まれて間もない頃に怪我をして尾を欠落しましたが一番人懐こくて甘えん坊な可愛い子です。
この子達も、害獣対策に貢献していますよ。
シェリーも貢献しています。
人懐こいカミやシェリーがお世話係なのでチビちゃん達はとても人懐こいです。
初めて会うのお兄さんにもチビちゃん達は
平気で寄って行きます。
この子達の害獣対策は、通常の犬とは少し違う消化器官にあるんですよ。
炭水化物が消化しづらいこの子達の排泄物は害獣にとっては酷く恐ろしい臭いがするようです。
近隣の農家の方や害獣被害に合われている方にモニターでお配りさせて頂いた排泄物はすさまじく効果的だそうです。
ただ、野生動物は臭いだけですと、いずれは慣れてしまうそうです。
そこに姿があったり体毛が落ちていたり遠吠えが聞こえたり足の裏から出る汗の臭いなどを敏感にキャッチしハイブリッドウルフ達が歩いたり出入りしている場所には現れなくなります。
マーキングパトロールをして害獣災害から皆様を守れますように。
害獣達が山に帰って、山の中の限られた食物だけで生活をする様になれば出産頭数も減り自然淘汰されて頭数も自然に制限されていくでしょう。
まだまだ時間はかかるかも知れませんが
USKのハイブリッドウルフ達は、農業災害、害獣災害の防災に貢献して行きます。